日本国内で初のIEOがコインチェックより実施されます。その第一弾としてHashpalette(ハッシュパレット)が提供する「PLT(パレットトークン)」が7月より受付開始されました。
◎パレットトークンIEO日程
・2021 7/1 12:00申込開始
・2021 7/15 18:00申込終了
・2021 7/20 抽選・受渡日
・2021 7/27(予定)取引所上場・入出金が可能に
◎販売内容詳細
・1PLT = ¥ 4.05
・販売手数料8%
・申込上限口数2,400口
・1口あたりの数量1,000PLT
抽選に当選した人だけがPLTをIEO価格で購入することができます。上場前にトークンを初期価格で購入することができるため、利益を出せる可能性が高いです。(購入は自己責任でお願いします)
今回は「PLT(パレットトークン)」や「コインチェックでのIEO参加方法」について解説していきます。
PLT(パレットトークン)とは?

Hashpalette(ハッシュパレット)が提供する「Palette Chain」によってNFTを独自のネットワーク上で取引をすることができ、ERC20トークンであるPLT(パレットトークン)を活用してNFTの発行・配布・二次流通機能を提供することが出来ます。
NFTとは、非代替性トークンと呼ばれるデジタルデータであり、ブロックチェーンの技術を活用することでそのデータの権利や価値を証明することができます。
普通のインターネットに出回っているデジタルコンテンツ(漫画・アニメ・アート・音楽など)は、コピーや改善を簡単に行うことができるため本物・偽物の区別をすることが難しく、そのデーターのアップロード者が誰なのか特定することができません。
しかし、ブロックチェーンを利用してデジタル化されたデーター「NFT」は発行元の特定、取引履歴などを誰もが確認することができ、データーの改善を行うことができません。そのため、NFT一つ一つに「信頼性」や「権利や価値の証明」をすることができます。
そして、NFTはメタバースと呼ばれる仮想空間に反映させることができます。独自の部屋を作って、集めたデジタル化(NFT化)されたアートや家具・装飾品などを飾ることも様々なプラットフォームを利用することで将来的に可能となります。VRの技術を使えば、目の前にデジタル化されたアイテムが表示されるようになります。
NFTは将来性・安全性・価値や権利の証明どれも期待されていため、NFT市場は拡大しつつあります。

PLT(パレットトークン)を手数料として支払うことで、そういったNFTをPalette Chain上で発行や販売などの取引をすることができるというプロジェクトとなります。
PLTはクロスチェーンを活用している
PLTはイーサリアム上にあるトークンとなるため、パレットチェーンで発行されているNFTとは異なるネットワークになってしまうため、NFTとPLTに相互運⽤性はありません。
そのため、クロスチェーン技術を⽤いて「PLTが発⾏されているイーサリアムネットワーク」と「NFTが発⾏されるパレットチェーン」の接続を⾏うことで、PLTでNFTの取引を行うことが出来ます。
クロスチェーン技術の活⽤によって、暗号資産であるPLTはイーサリアムブロックチェーン上で流動性や価格安定性などの恩恵を得ることができ、⼀⽅でユーザーはガス代やトランザクション詰まりなどの課題に直⾯することなくパレットチェーン上でPLTおよびNFTを⽤いたサービスを利⽤することが可能となります。
IEOとは?

仮想通貨の販売で「ICO」「IEO」「STO」といった言葉をよく使用しますが、どのような違いがあるのか説明します。
ICO | IEO | STO | |
---|---|---|---|
購入可能な人 | 誰でも可 | 取引所の利用者 | 認定された投資家 |
トークンの販売者 | 発行元 | 取引所 | 発行元 |
信頼性 | 無し | 取引所が認可したもの | SECなどが認可したもの |
KYC/AML | 無し or 有り | 有り | 有り |
セキュリティ | 低い | 高い | 高い |
新しいトークンの販売方法や条件によって、上記のような違いがあります。STO(Security Token Offering)が近年最も信頼性が高く、株式や社債などの金融商品をデジタル化し、ブロックチェーン上で取引するために必要な販売方法となります。
今回のパレットトークンはコインチェックという取引所での販売となるため、IEOという販売方法となります。ICOよりも信頼性が高く、プロジェクトの透明性が高いことが特徴です。
コインチェックでのIEO参加メリット・デメリット
IEOでトークンを購入するメリット
IEOでトークンを購入するメリット ⇒ 「上場前の初期価格で購入できる」
ICOでは信頼性が低いため詐欺が多く、集めた資金を運営が持ち逃げするということも少なくありません。しかし、IEOでは取引所内の厳しい審査に合格しなければ販売を行うことが出来ず、トークンの販売を発行元に代って取引所が販売するため、そういったトラブルが起こる可能性はかなり低くなります。
そして、IEOに参加することでトークンを初期価格で購入することができるため、利益を得る可能性が高くなります。
今回は国内初のIEOということで、もしもIEO割れ(上場時にIEOの価格より下がること)を起こしてしまうと取引所の信頼やIEO自体も信頼が落ちてしまうため、トークンの価格があがるような仕組みを何かしら行うだろうという期待が持たれています。
IEOでトークンを購入するメリット
IEOでトークンを購入するデメリット ⇒ IEO割れする可能性がある。
IEOでは初期価格でトークンを購入することができ、上場時に価格が上がったタイミングで安く購入した人たちが大量に売ることでIEOの価格より下回る可能性もあります。
価格が上がったタイミングで売り抜けた人であれば問題ないが、そのまま保有して価格が下がってしまった場合「損をする可能性がある」ということです。
IEOはプロジェクトの成功や利益を確実に得られるという保証をするわけではないので、そのような場合でも「自己責任」となってしまいます。
そして、コインチェックでのIEO手数料は「8%」と高額になっているのがデメリットです。それ以上に利益が得られれば問題ないですが、かなり割高になっています。
IEOに参加する場合は円で先払いという流れになります。もしも抽選に落選してし待った場合、返金はされますが手数料が返ってこない可能性が高いです。
コインチェックのIEOで購入する場合は、よく検討してから購入してください。
コインチェック登録方法

コインチェックのIEOに参加するには、会員登録を済ませておかなくてはなりません。会員登録は誰でも無料となっているため、気軽に登録することができます。
今後もIEOを行う可能性が高いため、今回IEOに参加しない場合であっても登録だけ済ませておきましょう。本登録は運営からの会員登録完了ハガキが自宅へ郵送で送られてきた時点で本登録となるため数週間時間がかかります。
会員登録したい方は早めに登録しておきましょう。
初心者でも分かるコインチェック会員登録方法はこちら👇

コインチェックのパレットトークンIEO参加方法

コインチェックにログインし、メニュー画面の「IEO」を選択後、抽選の申し込みの確認欄にチェックを入れ、申し込み画面に進みます。

IEOでのPLT価格は1枚4.05円、購入申込口数は1口1,000枚のPLT+手数料で一人あたりの上限は2,400口です。日本円での購入となるため購入したい場合は、事前に日本円をコインチェックへ入金しておきましょう。
抽選での購入ですが、支払いは先払いとなります。申し込み後のキャンセルはできず、抽選発表まで資金はロックされます。落選した場合は返金されます。

購入額を確認し、チェックマークを入れ「申込を確定する」を選択します。

申込が完了すると右側に申込内容が反映されます。抽選発表当日まで待ちましょう。
まとめ
◎パレットトークンIEO日程
・2021 7/1 12:00申込開始
・2021 7/15 18:00申込終了
・2021 7/20 抽選・受渡日
・2021 7/27(予定)取引所上場・入出金が可能に
◎販売内容詳細
・1PLT = ¥ 4.05
・販売手数料8%
・申込上限口数2,400口
・1口あたりの数量1,000PLT
抽選に当選した人だけがPLTをIEO価格で購入することができます。上場前にトークンを初期価格で購入することができるため、利益を出せる可能性が高いです。(購入は自己責任でお願いします)
今後もIEOを行う可能性は高いので、今回パレットトークンのIEOに参加しない場合でもコインチェックへ会員登録だけは済ませおきましょう。会員登録は無料で行えます。

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