コインチェックやGMOコインといった取引所以外で仮想通貨を保有しようとすると、必ずウォレットの所持が必要となってきます。
ウォレットとは、仮想通貨を入れておく「財布」みたいなものです。PCやスマホにウォレットをダウンロードしておけば取引所を介さずに自由に出し入れすることができ、DEXと呼ばれる仮想通貨の交換所へアクセスし、ウォレットと接続することで数多くの仮想通貨と直接売買することが可能となります。
しかし「仮想通貨ウォレット」で検索すると多くの種類が表示され、どれを使っていいのか迷ってしまいます。
そこで、個人的に自信をもっておすすめできる「Safepal Wallet(セーフパルウォレット)」の紹介をさせていただきます。
仮想通貨初心者におすすめは「Metamask」よりも「Safepal Wallet」

仮想通貨ウォレットで一番有名なのは「Metamask(メタマスク)」です。MetamaskはGoogleChromeやFireFoxといったブラウザへ拡張機能としてインストールして使用します。スマホでもMetamaskアプリが存在するため、言ってしまえばMetamaskさえ開設してしまえば、ほとんどの仮想通貨を管理できてしまいます。
しかし、Metamaskはネットワークの切り替えを手動で設定しなくてはならなかったり、通貨を入金した際にトークン追加という設定を行わないと反映されなかったり、ある程度の知識がないと扱うことができません。
Safepal Wallet(セーフパルウォレット)であれば、全ての通貨が一括表示されいてるためネットワークの切り替えが不要&トークン追加の設定をせずに自動で通貨が反映されます。また、仮想通貨最大手の取引所BINANCEからも出資を受けており安全性や信頼性の高いウォレットとなっています。
Safepal Walletでできること
SafepalWalletとは、スマホで使用できるウォレットを管理するためのアプリです。通貨を管理する他に様々な機能を備えています。特徴となる部分だけを説明していきます。
SafepalWalletをまだ開設して居ない人はこちらを参考にして下さい↓

異なるネットワークでも一括表示

Metamaskなどでは、異なるネットワークを表示させたい時ネットワークを手動で切り替える必要があります。しかし、Safepalウォレットであればすべての異なるネットワーク通貨でも一括で表示させることができます。
2021年11月にアップデートがありERC20・BEP20・Solana・Polygonなどの他に「ADA・CKB・FTM・AVAX・HECO・SGB・BOBA・Arbitrum・Optimism」のネットワーク通貨が追加され表示できるようになりました。BTCやXRP、TRXなどの管理も可能です。

上記画像のように通貨名の横にネットワークが表示されるため、この通貨がどのネットワークのものなのか簡単に把握することができます。
通貨並びの配置など変更も可能です。一番上の総金額のすぐ下に並び替えボタンがあるので「金額順」「名前順」「値順」など自動で並び替えることもでき、任意の通貨を一番上に持っていきたい場合はその通貨を「長押し」⇒「TOP」を押すと個別で移動させることができます。
非表示にさせたい通貨があれば「長押し」⇒「Hide」で非表示にできます。
保有しているNFTを簡単に確認できる【ETH・BSC規格のみ】

ウォレットに保有しているNFTをETH・BSC規格のみ確認することができます。ここに表示されない場合はOpenseaのマーケットプレイスに接続するか、EtherscanまたはBscscanなどで自分のウォレットアドレスを検索すると確認してください。
入金時に自動で通貨が反映

Metamaskなどでは手動で「トークン追加」という設定を行わないと入金した通貨が反映されませんが、Safepalでは有名な通貨であれば入金時に自動で反映されます。
それでも通貨が反映されない場合は下部の「追加」から表示させたい通貨のコントラクトアドレスを入力すると反映することが可能です。
注:あまり有名ではないコイン(草コイン)などは手動でトークン追加しないと反映されません。
UniSwap&PancakeSwapへワンタッチで安全に接続

UniSwapやPancakeSwapといったCEXへワンタッチで接続することができます。通常にGoogleなどの検索エンジンからでも接続することができますが、偽サイトが多いため間違って接続してしまったり、詐欺サイトへ誘導され資産を取られてしまうということもありえます。
Safepalアプリ内から正式サイトへ直接接続することができるため、安心して取引することができます。
過去の入出金履歴が残る

Safepalで過去に行った取引を簡易的に確認することができます。「エクスプローラー」を押すとEtherscanなどのサイトへ移動するため詳細を確認することができます。
送金行うと取引履歴に「保留中」と表示され、送金が完了すると「成功」と反映されます。現在どのような状況なのか見ることができます。
BNBとETHの交換が簡単

Safepal内のスワップ機能を使うと異なるネットワーク通貨でも交換することができます。ETHやBNB、Polygon、Solanaでも直接交換することが可能です。
交換方法を詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にして下さい↓

Wallet内で完結できるステーキング機能搭載

SafepalWalletでステーキング&ファーミング機能が追加されました。SFPやBNB、CAKEなどの通貨を持っていればステーキングを行うことができます。
今回はSFP単体でのステーキングを紹介します。「Earn NT」という項目を選択するとSFPをステーキングすることで「NT」を得ることができます。ステーキングで得られる報酬は期限が終わると別の通貨に変更される可能性があります。

「Enable」を押すとステーキングを許可する申請を送信します。(少額BNBガス代発生)
少し経つと「Deposit」に切り替わります。

ステーキングしたい枚数を指定し「Deposit」を押すと完了です。リアルタイムでNTが増えていきます。
SFPを追加したい、または引き出したい場合は「+」「ー」を押すと操作できます。「請求」を押すと溜まった報酬をウォレットへ引き出すことができます。

メイン画面でステーキングした金額と報酬金額が反映されていれば成功です。
BNB-SFPといったペアは、パンケーキスワップでLPを組んでからファーミングを行うことができます。LPの組み方は下記の記事を読んでください。

SafepalHardWallet -セーフパルハードウォレット-

Safepalハードウェアウォレットは、オフラインで仮想通貨を管理するための機械です。Wifi・Bluetooth・USBなど付いておらず、Safepalアプリと連動して使用します。そのため、この機械が手元にないと出金することができません。
ウォレット作成の際に表示されるシードフレーズは、オフラインでの表示となるため保管場所をオンライン上に保存していなければ漏れる心配はなく、他人が不正に引き出そうとしてもこのハードウォレットが無ければ引き出すことができません。
暗号資産を安全に管理・保管する専用の機械となります。

使い方はSafepalウォレットアプリとハードウォレットを連携させ、出金時に表示されるQRコードをハードウォレットで読み込むことで出金することができます。入金する場合は機械を使用せず、出金時やウォレットをどこかに接続する時にだけ使用します。
Safepalハードウェアウォレットの購入方法や使い方は、下記の記事を参考にしてください。

まとめ
仮想通貨初心者でおすすめなウォレットアプリはMetamaskよりもネットワーク設定が不要なSafepalウォレットアプリです。
Safepalでできること
・異なるネットワークでも一括管表示
・保有しているNFTを確認できる(ETH・BSCのみ)
・入金時に自動で通貨が反映(有名なコインのみ)
・CEXへワンタッチで接続
・過去の入出金履歴が確認できる
・BNBやETHといった異なるネットワーク通貨でも直接交換可
SafepalはPCで利用できないため、PCで利用するならMetamaskがお勧めです。しかし、スマホアプリでウォレットを利用する場合はSafepalウォレットがお勧めです。
ウォレットはインポート設定を行うだけでウォレットからウォレット(Metamas ⇒ Safepalなど)の移行簡単にできます。Safepal導入方法やインポート設定は下記の記事を参考にしてください。

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